ユニバーサルカラーReport
エイジレスカラー(ageless color)


色は元気の原動力!

 一般的に色彩の好みは、年齢が高くなるにつれて落ち着いた色にシフトするといわれます。
 しかし、気力・体力が低下するにつれて色みのないくすんだ色ばかり着ていると、気分がふさぎこみやすくなることをご存知でしょうか。

 衣服についてはどうしても、年齢を気にしてシックなものや地味な色を身に付けることが多いようですが、むしろ年齢が高くなるとともに「若さや元気を与えてくれる色」を積極的に身につけることをおすすめします。

 私自身が行ったアンケートの結果からしても、中高年の方々はうぐいす色や茶色、灰色などの暗い色調の地味な色ではなく、明るくきれいなやわらかい色を好む傾向が見られます。
 これは無意識的に元気を与えてくれる色を心が欲しているからではないでしょうか。
                  

 ただ残念なことに今の現状を見る限り、堂々とセンスよく色を着こなしている人は決して多くはありません。
 色を知っていても、色をどう使いこなすかが分からないからです。

 理由のひとつとしては自信のなさをあげることができます。自分で選んだ色が似合っているのか自信が持てずに、色を拒否してしまうのです。

 確かに似合わない色を身に着けると、色だけが浮いて見えたり、顔色をくすませたりかえって老け込んでしまうこと場合もあります。こうした場合、カラー診断を受けてみるのもひとつの方法です。
 自分に似合う色というのはカラフルな色でも肌と顔立ちになじむため華やかであっても派手にはならず、肌を美しく若々しく見せることができます。

 自信を持って色を楽しみメイクやおしゃれをすると、心身ともに活性化されます。

 実際カラー分析を行いメイクを施した老婦人はそれ以来、スカーフを積極的に身に着けたりメイクにも気を使われるようになりました。

 もともと特に目立つタイプではなかったその方は、お会いする度に綺麗になり、ついには最初にお会いした時と比べものにならない程、見違えて美しくなったのです。

 内面から醸し出す雰囲気とでもいうのでしょうか、現在では華やかなオーラを放ち、周りに元気を与える存在になりました。

 このような例をたくさん見ていると「色」の力はすごいものだなあとあらためて思い知らされます。

 「色」を衣生活やライフスタイルに取り入れることは、毎日を楽しくいきいきと過ごす糧となります。

 年齢にとらわれず自由に日常生活で楽しむ色。まさにこれこそ加齢を華麗に変える
「エイジレスカラー」なのです。

     

 1 / / /

トップページ

inserted by FC2 system