〜おしゃれ、メンタルケアから施設や住まいの環境まで〜
南 涼子著 (日本ユニバーサルカラー協会理事長)
ちょっとした「色づかい」で介護が変わる
色は暮らしを快適にするだけではなく、視覚機能の低下した高齢者にとって方向認識の手助けとなり安全性を高めてくれます。色を使ったレクリエーションはメンタルケアに役立てることもできるし、おしゃれを楽しむことだってできます。そしてなによりも介護を行うあなた自身の心を癒す力となるはずです。(まえがきより)
本書では、介護の現場にスポットをあて、高齢者の介護しやすい環境を色彩・色調の観点から介護の現場での色彩活用術を考えていきます。
高齢者の視覚老齢化や弱視者のための色彩デザインにとどまらず、介護を必要とする高齢者、介護者、またはストレス過多の社会人を応用したメンタルケアを含めた色彩に関する概念「ユニバーサルカラー」を提案。「色」は介護に役立つだけではなく、私達の心の健康をもたらし、暮らしをより素敵なものへと変えてくれるのです。
(目次より)
第一章 介護に役立つ色の性質と効果とは?
第二章 彩りのある豊かな介護環境を創る「色」
第三章 高齢者の心身を活性化させる色
第四章 おしゃれの原動力になる色彩
発行 2003年11月(現在書店にて好評発売中)
出版社/株式会社 現代書林
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書籍紹介